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Descript

波形のどこを切ればよいか探す代わりに、文字を消す。Descriptは音声と動画を文字起こしし、そのtranscriptを文章のように編集すると元のmediaも変わる制作サービスだ。Studio Soundで音を整え、filler wordを除き、長い収録からclipを作り、Automatic Multicamで画面を切り替える。録音後の面倒を、読む作業へ置き換えるのが中心にある。

運営はサンフランシスコのDescript, Inc.で、Mac、Windows、Webから使える。遠隔収録は1 roomに10人まで参加でき、Underlordが編集作業を支援する。AI Speech、custom voice clone、avatar、画像と動画の生成、Green Screen、Eye Contactも同じ契約のAI creditで扱う。仕上げたtimelineはFinal Cut Pro、Pro Tools、Logic、Adobe Premiereなどへ渡せるため、最後だけ既存の編集環境へ戻す道もある。

使う場面は、podcast、interview、解説動画のように言葉が主役の素材だ。収録を読み、不要な一文を削り、言い淀みを取り、音を整え、短い告知clipを抜き出す。画面を見続けて切れ目を探すより、話の意味を追いながら編集できる。文字起こしの精度、Studio Sound後の声、multicamの判断、処理速度は触っていないため測れなかった。

強みは、入口から専門編集ソフトへの出口までがつながっていることだ。Freeでも月60分のmedia、driveごとに2時間のrecording、参加者10人、1GBまでのfile upload、5GB storageを使える。書き出しは720pで、Web linkは1時間までである。有料ではHobbyistが月10時間、Creatorが30時間、Businessが40時間のmediaとなり、upload、storage、解像度、Web linkの長さも段階的に増える。

無料枠のAI creditは100だが、毎月ではなく一度きりである。mediaの60分は月ごとに使える一方、AI処理を継続して無料で試す枠ではない。AI creditはUnderlord、Studio Sound、Green Screen、Eye Contact、生成media、avatarなどで共用する。各操作が何creditを消費するかは収集した料金ページから一律には確認できず、失敗した処理のcreditが戻るかも確認できなかった。無料の動画書き出しには透かしが残る。

課金はeditor一人ごとのサブスクで、media minuteとAI creditを別々に管理する。Hobbyistは月10時間と400 credit、Creatorは30時間と800、Businessは40時間と1,500である。選んだbilling cycleに従ってカードへ自動で処理される。アカウント削除によりserver上のデータを恒久的に消せる案内はあるが、通常利用中の保存期間は確認できなかった。AI学習のopt-outとcustom retentionはEnterpriseにだけ明示されている。

弱点は日本語である。25言語のtranscription一覧に日本語は入っておらず、日本語音声を最初から文字へ起こす用途には選びにくい。一方、caption translation、audio translationとdubbing、自然なAI speakerの対象には日本語がある。日本語UI、日本語版ページ、日本円決済は確認できなかった。無料枠もmediaは毎月戻るが、100 AI creditは使い切りであり、AI編集を長く試すには足りない。

向いているのは、英語など対応言語の会話素材を、transcript中心に編集して動画や音声へ仕上げたい人だ。日本語音声の文字起こしが主目的の人には不向きである。まず60分枠のうち短い収録を一つ入れ、transcriptを一文削ってmediaがどう変わるかを見る。次に同じ素材で日本語caption translationを試し、文字起こしと翻訳を混同せず判断したい。

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