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Beautiful.ai

スライドに要素を足すたび、配置を直す時間が増える。Beautiful.aiは、その整列をSmart Slidesへ任せるプレゼン制作サービスだ。内容に応じてlayoutを調整する雛形を中心に、DesignerBotによる資料生成、Classic Slidesでの自由な編集、画像生成、文章支援、翻訳までを備える。名前の通り、見た目を整える負担を減らすことが出発点である。

運営はサンフランシスコのBeautiful Slides, Inc.で、創業者Mitch Grassoは以前SlideRocketを立ち上げた人物である。Web版とdownloadable desktop applicationがあり、個人向けPro、2〜20人のTeam、20人を超えるEnterpriseに分かれる。custom theme builder、viewer analytics、custom font、desktop playerを使い、組織では共有themeやtemplate、slide library、asset libraryを管理できる。

使う場面は、文章と数字は揃っているが、全ページの余白と大きさを手で合わせたくないときだ。DesignerBotに叩き台を作らせ、Smart Slidesへ情報を足し、themeで全体を揃える。Teamなら共通の部品をlibraryに置き、担当者が違っても同じ見た目へ寄せられる。実際に内容を増やしたときlayoutがどう変わるか、PowerPointとの往復、生成画像や翻訳の質は触っていないため測れなかった。

強みは、AI生成の回数ではなく完成までの編集環境をまとめて提供することだ。Proの資料とslideは無制限で、AI content generation、AI image、writing assistantを含む。Teamでは100を超える言語のpresentationと、必要時のslide translationが案内され、共有workspaceにはtheme 5、template 10、slide 50、asset 100という枠がある。Enterpriseでは各libraryが無制限になる。ただし日本語は対応言語として個別に列挙されていない。

継続して使える無料planはない。試せるのはProまたはTeamの14日間で、カード登録が必要である。期間中はslide無制限とProの全機能を使えるが、14日以内に解約しなければ選んだ契約の全額が自動で請求される。無料体験は機能を広く見られる一方、うっかり放置できる無料枠ではない。無料体験を終えた後に資料をどの形式で保持、閲覧できるかは確認できなかった。

課金は個人またはseat単位のサブスクである。Proは年払いが基本で、単発のpresentation向けに月次の選択肢もある。Teamは月払いと年払いがあり、2〜20 seatで使う。月次契約は返金不可で、年次契約は初回購入または更新から24時間以内なら一部返金の対象になり得るが、processing feeが掛かる。規約では前払い料金は原則返金されないため、返金条件は申請前に確認したい。

弱点の第一は、カード不要の無料枠がないことだ。14日を過ぎると自動課金になるため、試す日と解約判断の日を最初に決める必要がある。第二は日本語対応の曖昧さである。100を超える言語と翻訳は確認できるが、日本語UI、日本語入力と出力、日本語版ページ、日本円決済は確認できなかった。日本語の縦長な文章がSmart Slidesでどう収まるかも測れていない。

向いているのは、資料の内容に集中し、組織で見た目を揃えたい人だ。カードを入れず少しずつ試したい人や、配置を1px単位で自分で決めたい人には合いにくい。14日間の開始前に、実際に直したい資料を一つ用意する。Smart Slidesで3種類ほどのページを作り、書き出しと日本語表示まで確認して、更新日前に続けるか決めるのが最初の一歩である。

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