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Lovable

作りたいものを文章で伝え、画面とコードをまとめて立ち上げる。Lovableは、チャットの回答としてコード片を返すだけでなく、Webアプリの見た目、データ、認証、公開までを一つの制作場所へ寄せたAIコーディングサービスだ。最初から細部を命令するAgent Modeと、変更の筋道を相談するPlan Mode、画面を直接選んで直すVisual Editsがあり、構想と修正を往復できる。

Lovable Cloudで公開環境を持ち、Lovable AIをアプリへ組み込み、独自ドメインをつなげられる。GitHubへコードを同期すれば、サービスの外で開発を続ける道も残る。Supabaseとの接続でデータベースや認証を用意し、Stripe、Clerk、OpenAI、Anthropicなどを使う構成も案内されている。ただし利用できるAIモデルの網羅的な一覧は確認できず、特定モデルを選べる範囲も測れなかった。

使う場面は、説明用の試作品を実際に触れる形へ変えたいときだ。新サービスの着地ページ、社内用の入力画面、会員登録を持つ小さなWebアプリを、会話しながら組み立てる。Plan Modeで要件を整理し、Agent Modeに変更を任せ、最後にVisual Editsで余白や色を直す流れが想像できる。生成されたコードの保守性、複雑な変更での精度、指示への応答速度は触っていないため確認できなかった。

強みは、コードを受け取って終わりにしないことだ。クラウド、AI、GitHub、独自ドメインまで一続きに置けるので、試作品を見せるところまで移動が少ない。全プランでmembersは無制限であり、少人数の相談相手を招くために席数だけで入口が閉じない。Webに加えて公式のデスクトップアプリ規約もある。一方、nativeのiOSやAndroid binaryを直接生成する道具ではなく、モバイルアプリ制作を目的にするなら範囲を取り違えないほうがよい。

無料枠はbuild creditが1日5、月間では最大30で、当日分は繰り越されない。さらにCloud creditが月20、アプリ内AIが月4ある。Plan Modeは1 messageで1 creditだが、通常の変更は複雑さで消費が変わり、ボタンの見た目なら0.50、footer削除なら0.90、認証追加なら1.20、画像3枚のlanding pageなら1.70という例がある。有料creditには期限があり、月次分は発行から2か月、追加購入分は12か月で失効する。

課金はworkspaceの利用量をcreditで管理するサブスクで、年払いでは月あたりが下がる。解約しなければ自動更新され、法令上必要な場合を除いてsubscription feeとcreditは返金されない。Businessにはdata trainingのopt-outがあるが、下位プランで入力データがどう扱われるかは契約前に確認したい。固定のファイル上限やAPI上限は公開した料金本文から確認できなかった。

弱点は、無料の5 creditが日末に消え、月30を超えて貯められないことだ。まとまった試作を週末に一気に行う使い方とは噛み合いにくい。日本語UI、日本語での入出力、日本語版の案内、日本円決済も確認できなかった。日本語の指示でどこまで自然な画面文言になるか、生成物の文字コードや改行がどうなるかも測れていない。

向いているのは、Webアプリの構想があり、コードの前に動く形を見たい人だ。nativeアプリだけを求める人や、消費量を毎回固定したい人には不向きである。まず無料で、1画面と1つの入力だけを持つ小さな試作を頼む。何credit減り、GitHubへどんなコードが出るかを確認してから、公開環境まで任せるかを決めたい。

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